chuosenのブログ

いえ日記(木下工務店で家を建てる)7 2階リビング

2階リビングのメリット・デメリット

 

我が家は、北道路に面し、1階は日当たりが今一つなので、LDKは2階にすることにした。設計士に、「この家はどうやって2階に荷物を上げるのだろう」と言われるまで、2階リビングの問題点を考えたことはなかった。

 

2階リビングのデメリット

 

階段の上り下りが大変。宅急便が来たとき階段を下り荷物を受け取りに行かなければならないこと、買い物したものを2階まで持って上がることは大変だろう。

一番の問題は、大きな家具・冷蔵庫・洗濯機を2階に上げること。普通の幅の階段だと、手摺を除くと有効幅は71cmしかない。新たに購入する場合は、71cm以内の幅のものを選ばなければならない。もっと大きいサイズの場合は、クレーンか手吊りでバルコニーか大きな窓から搬入しなければならない。

北道路に面している場合は、更に大変になる。道路にはバルコニーや大きな窓が面していないことが多いので、どうやってバルコニーや大きな窓から荷物を搬入するか?

部屋を通って南の庭に荷物を出すか、建物の東か西に荷物を通せる幅の通路を確保するか。

いずれにしても、2階への荷物搬入方法を考えておく必要がある。

特にピアノは200㎏以上の重量があるので、2階へは通常クレーンで搬入するようだ。道路にバルコニーや窓が面していない北道路の場合は、大型クレーンを使って建物の上を飛び越して反対側のバルコニーにいれるか、南の庭から手吊りをするようだ。それができなければ、ピアノを分解して2階に搬入することもある。HMによっては、床張りをする前にピアノだけ2階に搬入することもあるそうだ。ピアノの搬入はよく計画をしなければならない。

木下工務店の担当設計士は、北道路に面した洗面所に消防隊進入用ドアを提案。そんなドアを付けている家は見たことないし、子供がドアから落ちたらどうするの?子供の命の方が荷物より大事!もちろん却下!

階段をオシャレにしたくてデザイン階段にしたら、設計士は「これで荷物を取り廻しやすくなりました」。それなら突拍子もない消防隊進入用ドアより、そっちからデザイン階段を提案してもらいたかった。デザイン階段にすれば、内側手摺がなくなるので、階段有効幅は80cmくらいとなり、荷物を上げやすくなる。デザイン良くなり一石二鳥なのでお勧めです。

 

2階リビングのメリット

 

日当たりが良い。

プライバシーが保たれる。外からリビングが見えないし、バルコニーで食事をしても大丈夫。

1階に居室があった方が1階の壁が多く、耐震性に優れている。1階に広いリビングがある場合、地震に耐えられるのだろうか?

 

結論

日当たりが良ければ1階リビングで良いが(耐震性に注意)、日当たりに不安があれば2階リビングがいいでしょう。デザイン階段にするなどして荷物搬入方法を良く考えることが必要。あまり大きな家具や家電を買わないようにする。宅急便対策として宅配ボックスも設置するといいでしょう。