後悔ポイント
① 2x4で建てたこと
2x4で建てたため、ドア幅が狭くなってしまった。標準だと67cmの幅しかないのを、オーダーで73.5cmにしてもらった。
↓ オーダーで幅の広いドアにしてもらった。費用は税抜きで208000円。
2x4だと耐力壁が多く、壁にあまりニッチが作れない。
2x4だと、将来リフォームもできないらしい。
窓も幅180cmにしたかったが、幅150cmになってしまった。
2x4はいいところなし。
② 玄関の窓を大きいfix窓にしてしまったこと
60x130の大きな窓をfixにしてしまったけれど、半分くらいは開けられるようにして、通風・換気できるようにすればよかった。
③リビングにもっとLANコンセントを付けるべきだったこと
リビングの東側にテレビと共にパソコンを置く予定で、こちらにだけLANコンセントを付け、西側には付けなかった。
実際、家具を置いてみたら、東側はテレビとソファーでいっぱいで、パソコンを置くスペースがない。パソコンはLANコンセントの無い西側に置くことになってしまった。
もっとLANコンセントを付けたかったが、あまりに設計士がLANコンセントに反対で、「Wi-Fiで十分だ」と言うものだから、LANコンセントを付けることを躊躇してしまったことを後悔している。
④ 1階リビングでもよかったかも・・・
2階リビングはいろいろメリットがあるので、2階リビングにしたけれど、やはり冷蔵庫などの荷物を上げるのが大変。
後から知ったことだが、準耐火建造物にしたことでかなり建蔽率が上がり、建蔽率が余っていたようだ。(お陰でサイクルポートも問題なく付いたのだけれども・・・)
建蔽率が余っていたなら、吹き抜けにすることも検討の余地があった。
2階リビングでバルコニーを作ると、バルコニーに面積を取られてしまうけれど、1階リビングで庭にウッドデッキを造れば、もっと部屋を広くできたのではないだろうか。
まあ、家造りでよかったこと、には、2階リビングをあげているし、総合的に見れば、耐震性に優れ、日当たりも良く暮らしは快適なので、2階リビングで良かったのだろう。
⑤ ファミリークローゼットの棚が低かったこと、ファミクロの窓の位置
木下工務店の棚の標準の高さは170cmだった。てっきり180cmと思い高さを確認していなかった。
窓は奥でなく手前にすれば、廊下も明るかっただろう。
暗かったら後で手前に窓を開ければいい、と思っていたら、耐震フレームが入り窓を増やせない。
⑥ システムキッチンの深い引き出しは、スライドボックス付きにしなかったこと
間取りなどに気を取られて、キッチンは標準にしてしまった。
写真を見るとほとんどスライドボックスが付いているので、てっきり付いているのかと思ったら、標準では付いていなかった。スライドボックスはオプション。(コーディネーターさんが教えてくれればいいのに・・・)
クリナップの相談窓口で聞いてみたら、後からスライドボックスは付けられない、最初から引き出しが違うそうだ。
→入居後
シンク下引き出しは、無印のやわらかポリエチレンケース大2つと、やわらかポリエチレンケース中1つがピッタリだった。大は高さが24cmで、排水管のある所は引っかかってしまうので、排水管の部分は高さ16cmの中がちょうどよかった。
スライドボックスがなくても何とかなりそうだ。
コンロ下は、クロスギャラリーとレードルポケットをクリナップから取り寄せた。あとは、ニトリの「ざるボウルフライパンスタンド」を利用。
⑦ 階段下を収納にしなかったこと。
階段下の高い部分はトイレにした。
しかし、低い部分は、シューズインクローゼットもあるし、デッドスペースになってもいいかな、と思っていた。
しかし、家を見た友人が「階段下を収納にしなかったのはもったいない。自分の家は、外から物が取れる物置にした」。
そう言われるまで、外にドアを付け、外からの収納にしようという発想はなかった。
家の中は、シューズインクローゼット、床下収納、ファミクロ、小屋裏収納12.5畳もあるので、階段下まで収納にしようとは思わなかったけれど、外から利用できる収納なら便利だったかもしれない。
物置を設置するのとどちらが安上がりだったのだろう。
外収納でなくても、トイレ側からの収納にしても良かったと思う。
→リフォームへ88、94参照
⑧ 洗面所と脱衣室を分ければ良かった・・・
最初(契約前)に設計図を見せられて、営業さんに「洗面台は120cmです」と言われ、そんなに大きな洗面台がつくのか、と嬉しくなってしまい、サイズダウンなどは全く考えられなくなってしまった。
しかし、入居してみて、洗面台と洗濯機のスペースが意外と狭いことに気が付いた。(56cmしかない)
図面を見ると、もし90cm幅の洗面台にしていれば、洗面所と脱衣室の間に壁とドアを付け、分離することもできた。
設計段階で全く気付かなかったことが残念。
設計士も、90cmの洗面台にすれば洗面所を分離できますよ、と教えてくれてもよさそうだけれど・・・ 木下工務店は営業さんも設計士も提案力がなくて・・・ ど素人の施主では思いつかない。入居して初めて洗面所と脱衣室が分離できたことに気が付くとは・・・
まあ大きな洗面台と広々とした洗面所もそれはそれで良いのだが・・・
洗面所については、広くすることと、乾太くんを入れることくらいしか考えていなかった。契約から2ヶ月くらいで全て決めなければならず、(何故だろう)、打ち合わせも何回もできなかったので、洗面所については、あまり検討できなかった。
洗面台横のスペースには、壁にレールを取り付け背面支持の可動棚にすればよかった。
入居後、結局、アイリスメタルラックを設置した。可動棚の方がスッキリしたかもしれないが、メタルラックはタオル掛けを付けたりできるのは便利だった。
将来、女の子が生まれ年頃になって「分離したい」と言われたら、その頃は洗面台も古くなっているだろうから90cmの洗面台に交換してリフォームしようかと思う。
⑨屋外コンセントの位置が悪かった。
建物の奥の方にしようとしたら、手前の方が便利ですよ、と設計士に言われ手前にしたが、やはり10cmくらい出っ張っているので邪魔である。車がぶつかってしまうのではないだろうか? 設計士は自分の家でないので適当なことばかり言って役に立たないものだ。
➡リフォームすることになる 88参照
⑩ ファミリークローゼットは、可動棚にすればよかった
⑤では、ファミリークローゼットの棚が低かったので高くすればよかったと書いた。
今考えると、ファミクロの壁面を全て可動棚にしておけば、自由にハンガーポールの高さも変えることができた。設計当時は、可動棚にハンガーポールを付けられる事自体を知らなかった。せめて、下地を入れてもらっておけばよかった。
入居後、柱の入っている所に可動棚レールを無理やりつけて可動棚を設置した。事前に下地を入れておけば、もっと良い位置に可動棚のレールを付けられたのだが・・・
可動棚レールは、壁ギリギリの下地のある所に何とか付けた。
⑪ 1階洋室の南側窓を腰高窓にしてしまったこと
バルコニー下の部屋は、バルコニー分奥に引っ込んでいる。設計士が「この部屋は日は差しません」と言うので、家具配置がしやすいようにと思い、南側窓は腰高窓にした。
しかし、冬になって庭から見てみたら、窓の下まで太陽光が当たっていた。もし、掃き出し窓にしていれば、冬は部屋の中まで日がさしていたのだ。
このバルコニー下の部屋が暗くなるのではないかというのが設計時からの懸念事項で設計士にも言っていたのだが、日射計算もなく、ただ、「日当たりは期待できない」と言うばかり。
この窓が最大の後悔ポイント!→ リフォームをすることになる!→88、89、92参照
⑫ 太陽光パネル・蓄電池をつければよかった
転勤で他人に賃貸することもあるかもしれないし、今の所まだ太陽光は付けなくてもいいかと思っていた。
しかし、2022年3月16日に福島で地震が起き、東京の我が家でまさかの停電。その後も電力逼迫警報が発令されるなど、電力不足が不安になってきた。電気料金もどんどん値上がりしていく。
これでは、電力は自給自足していかないといけないのではないだろうか。せめて太陽光発電に対応できるよう配管しておくべきだった。
⑬ シューズインクローゼットの幅の広い可動棚は左右2分割にすればよかった
シューズインクローゼットの可動棚はおまかせしていた。
入居後、可動棚の高さを変えようとしてもひとりでは可動棚を動かさない。
可動棚の幅は135cm。棚板は分厚くとても重い。
背面支持の可動棚のレールは3本あるが、重い棚板を穴にはめることができない。
あとから自分でファミクロに可動棚を付けようとしてわかったのだが、真ん中の可動棚はダブルにすることができるのに、木下はシングルのレールを付けていた。
もし、レールが2本だったなら左右に2分割できるのでそれほど棚板も重くなく、女性でも簡単に棚板を移動できただろう。
→⑩参照
私は、幅の広い所は、センターのレールはダブルにした。
もっといろいろと提案してくれるHMだったならいろいろ検討することができたのだろうが、うちの場合提案はほぼ皆無。素人で思いつくには限界がある。却って、設計士の意見に従って失敗してしまった所もある。たくさん失敗してしまったなあ・・・
提案の無い中では、まあまあだったのかなあ。