家造りで良かったこと
後悔ポイントはいろいろあったけれど、良かったと思う点もいくつかある。
① 玄関手洗いとリモート部屋
こちらは、コロナがなければ設置しなかったかもしれない。
アフターコロナも、外から帰ってきたら手洗い、リモートワークは継続していくことだろう。
② シューズクローゼット・ファミリークローゼット・パントリー
玄関収納と家族分の洋服が入るファミクロは便利。キッチン前のパントリーも便利。シューズクローゼットとパントリーは、可動棚をつけてもらった。
収納はたくさんあると良い。
2畳のシューズクローゼット。3面に可動棚設置。
ハンガーポールにレインコートなどをかけている。下には傘用のポールも設置した。
3畳のファミリークローゼット。3面にハンガーポールをつけてもらった。今考えると、ハンガーポールでなく、こちらも可動棚にすればよかったと反省。可動棚でもハンガーポールを付けられることを知らなかったのが残念。
1畳パントリー。左は25cm奥行きの棚、奥は40cm奥行きの棚。
設計士には、「左に棚を付けたら歩けないから左には棚を付けない方がいい、奥に60cm奥行きの棚をつけるとよい」と言われたけれど、左に棚を付けても十分に歩く余裕はある。そもそも、設計士は可動棚を付けること自体反対していて、ブックシェルフでも入れた方が良いと言っていた。設計士の反対を押し切って可動棚を付けて正解だった。
③小屋裏収納
12.5畳の小屋裏収納。固定階段付きでエアコン付き。将来はシアタールームとしても利用を検討している。 たっぷり収納があるし、予備の部屋として利用できて便利そう。
小屋裏は、すべて140cm高さを確保できた。
建築確認を出したときは、何と、部屋の端は30cm高さしかなかった。最初から、天井を高くしてください、とお願いしていたのに酷い話である。
いつも平面図しか見ていなくて、建物の高さには気づかず低いままでOKしていたが、後から立面図をよく見たら高さが低い。そしてまた打ち合わせをして、屋根のかけ方を変えてもらい、小屋裏が高くできた。
設計士はあてにならないので、自分で設計図は念入りに見なければならない。平面図だけでなく、立面図もきちんと見ることが重要である。
④2階リビング・バルコニー
2階リビングだと、引越しの時、冷蔵庫搬入が大変だったけれど、暮らしは快適。2階バルコニーは、蚊も上がって来ないので、暑い日には蚊に食われずプール遊びができる。バルコニーに水道栓を付けたのは正解だった。
そして、バルコニーにアイプレートを設置したのも良かった。このお陰でクールシェードを取り付けられて、暑さが和らいだ。
2階リビングの場合、バルコニーは必須。
冷蔵庫・ソファーなど、大きな家具を搬入するときは、階段からの搬入をできないことが多く、バルコニーから搬入することになる。
洗濯物は部屋干しだからバルコニーはいらないかな、と思っても、2階リビングの場合はバルコニーは必要だ。
⑤ ダイニングのダクトレール
ペンダントライトやスポットライトなど、後付けでいろいろな照明を付けられて便利。レールに吊り金具を付けることもできる。
⑥ 乾太くん
設計時からお願いしていたので、スッキリと付けることができた。共働き家庭の必需品。
ホスクリーンも天井に下地が必要なので、予め付けておいて良かった。
⑦ デザイン階段
デザイン階段にすることで、玄関が広く見え、しかも2階が近く感じられる。
⑧ 発泡断熱
木下工務店を選んだ理由の一つに、断熱は発泡断熱を採用していたことがある。
発泡断熱だと窓枠の所など細かい所もしっかりと断熱できる。
発泡断熱だけでなく、屋根材や外壁材も断熱効果が高いのだろう。屋根はコロニアルグラッサ、外壁は旭トステムAT\WALL。窓も大きいと断熱性が悪くなるので、比較的小さめの窓を付けたのも良かった。
8月で外気が35℃くらいあっても、1階はエアコンなしで過ごすことができる。各部屋にエアコンを付けなくても良かったくらいである。
2階リビングのエアコンは18畳用を勧められたが、14畳のもので十分だった。(エアコンの効率は18畳用より14畳用の方が良い。)14畳用のエアコン1台でほぼ家中をまかなえる。
小屋裏収納も思ったより暑くない。
断熱性が高いのは良かったと思う。
まだ冬は経験していないので、冬の断熱性がどうなるか楽しみだ。
⑨ 2階クローゼットに、光とWi-Fiルーター設置
ルーターがクローゼット内にあると部屋がスッキリする。
ここのクローゼットも可動棚にして便利である。
家造りは本当に大変だったけれど、概ね満足のいく家が仕上がって良かったと思う。
思い返せば土地を買ったのはちょうど1年前の2020年8月。
コロナになって株価が下がり、土地も下がり、前から売りに出ていた土地が安くなっていたので購入した。
住宅展示場に行くと、コロナで営業できない日が続いて着工件数が足りないので、契約してくれれば安くすると言う。
コロナのお陰で思ったより安く家が建てられた、と言えるだろう。
2020年秋以降は、住宅需要が増大して住宅価格が上がってしまったので、家を建てるタイミングは良かったのだろう。