chuosenのブログ

いえ日記(木下工務店で家を建てる)3 窓選び

窓選び

 

家づくりで一番苦労したのは窓。

今までの家は、引き違い窓と上げ下げ窓しかなかった。

引き違い窓は結露がひどく寒いのですべての引き違い窓には内窓(プラマードU・インプラス)を付けました。上げ下げ窓は何年かするとスムーズに開かなくなり、サッシを上げるのにかなりの力が必要になりました。上げ下げ窓は価格も高いです。

ですから、新しい家には出来るだけ気密性の高い滑り出し窓をつけることとしました。

 

横滑り出し窓

 開けたままにしても雨が吹き込まないということなので、シューズクローゼット・ファミリークローゼット・階段・洗面所・浴室・小屋裏収納は横滑り出し窓にしました。

 リビングには窓の下に家具が置けるように横長の高所横滑り出し窓にしました。

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リビング 横滑り出し


ファミリークローゼットの窓もRH2155の高所横滑り出し窓です。

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ファミクロ 横滑り出し

 

縦滑り出し窓

 通気性が良いということなので、居室には26x110の縦滑り出し窓を付けました。26cmの幅の縦滑り出し窓というのは開けておいても泥棒が侵入できない幅なのだそうです。夏の夜に寝る時には、この窓を開けて寝れば快適に寝られそうです。また、出かける時に開けておけば部屋の換気にもなりそうです(雨の日以外)

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26x110の縦すべり出し窓

子供部屋の窓は、もしロフトベッドを置くとしたら高所横滑り出し窓がいいでしょうし、背の高い本棚を置くのだとしたら幅の狭い縦滑り出し窓がいいと思うので、置く家具を予め考えておく必要があります。

 通常、窓は200cmの所から付けます。90cm高さの窓なら床から110cmの高さまで窓がきて、高さ110cmなら床から90cmの所まで窓がきます。

学習机・テーブルなどの高さは70cmなので、110cmの高さの窓でも大丈夫ですが、学習机で棚があるタイプなら90cm高さの窓の方がいいでしょう。

 

引き違い窓

 寝室・リビングには掃き出し窓、子供部屋・和室には引き違い窓を付けました。

縦滑り出し窓を2つ付けたくても部屋の幅が狭いと無理で、そのような所は引き違い窓となりました。和室の引き違い窓には和紙調の内窓を付けることにしました。和室で障子をお願いすると高くなりますが、和紙調内窓なら安くて断熱性も障子より高く一石二鳥です。

 

最近は大開口窓が人気ですが、果たして大きな窓がいいのでしょうか?

まず窓ガラスの掃除が大変そう。

また、いくらlow-eの窓とは言え、所詮ガラスはガラス。断熱材入りの壁に断熱性で勝てるはずはありません。

今までの家のリビングは180x220の窓が2つあり、寒いのでYKKAPのプラマードを付けましたが、それでも窓のそばにいると指がかじかんでしまいます。前の家造りは、できるだけ窓を大きく、と思っていました。

大きすぎず明るさがある適度な大きさが良いと思います。